保健省の23日午後の発表によると、海外からベトナムに入国した4人が新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかった。24日午前6時の時点で、ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は計412人となっている。

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　海外からの入国者を除く国内での新規感染は99日間続けてゼロ人。これまでに新型コロナウイルスによる死者は出ておらず、24日午前までに感染者の88.6％にあたる365人が回復済み。残る47人のうち43人が現在も陽性判定となっている。

　23日に感染が発表された409人目の感染者はフィリピン国籍の女性(37歳)で、7月19日に韓国から南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島に到着し、教育分野の専門家としてベトナムに入国した。入国後そのまま隔離され、20日の検査で陽性と判明した。現在はフーコック郡医療センターに入院している。

　410～412人目の感染者はそれぞれ男性(25歳)、女性(30歳)、男性(49歳)で、ロシアからベラルーシ経由で7月17日に東北部地方バンドン国際空港に到着した。これに先立ち、同便では16人の感染が確認されており、新規の3人を合わせると同便の感染者数は19人となった。3人は1度目の検査では陰性だったが、22日の2度目の検査で陽性と判明した。現在は3人とも北部紅河デルタ地方ナムディン省総合病院に入院している。