自宅で輸液治療の少年が死亡 デング熱発症もコロナ恐れ入院せず

2020/08/26 03:08 JST配信

 ハノイ市ドンダー区のバックマイ病院はこのほど、自宅で輸液(水分や電解質などを点滴静注により投与する治療法)を受けてアナフィラキシーショックを起こした少年(17歳)が死亡したと発表した。

(C) NLD
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 この少年は医師からデング熱と診断されていたが、入院して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染することを恐れて自宅で輸液治療を受けていた。しかし、この輸液が原因でアナフィラキシーショックを起こし、心停止の状態で同病院に救急搬送された。

 重体に陥った少年は体外式膜型人工肺(ECMO)による治療を受けたが、症状が改善することはなく、多臓器不全により2日後に死亡が確認された。

[Nld 01:33 24/08/2020 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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