瓶詰めパテのボツリヌス菌混入事件、警察が捜査開始 罰金処分も

2020/09/04 05:55 JST配信

 ハノイ市警察は、ロイソンモイ社(Loi Song Moi、ハノイ市)が製造した「ミンチャイ(Minh Chay)」ブランドのベジタリアン食品の瓶詰めパテに、猛毒のボツリヌス菌(Clostridium botulinum)が混入していた事件の捜査に乗り出した。

(C) zingnews
(C) zingnews

 同市警察が3日に明らかにしたところによると、警察はドンアイン郡にある同社の工場の立ち入り検査を実施し、関連する資料や製品などの証拠物件を押収した。現在は証拠物件の鑑定を待っている段階だ。

 法律関係者によると、犯罪の痕跡が見つかれば刑事事件として立件することになる。その場合、容疑者らは刑事法第317条に触れ、食品安全に関する規定の違反で捜査を受けるという。

 この事件では、これまでに少なくとも9人が問題のパテを摂取し、疲労感や眼瞼下垂、筋力低下、嚥下障害、筋肉麻痺、呼吸困難などの症状が現れて入院した。このうち7人がホーチミン市(チョーライ病院5人、熱帯病病院2人)、2人がハノイ市バックマイ病院に入院し、治療を受けている。

 ハノイ市食品安全衛生支局もドンアイン郡人民委員会の立会いのもと、同社の立ち入り検査を実施した。検査の結果、同社が製造販売の過程で安全基準を満たしていなかったことが分かった。同郡人民委員会はその結果を踏まえ、行政処分として同社に1750万VND(約8万1000円)の罰金を科した。

 調査結果によると、同社は7月1日から8月22日にかけて問題のパテ7000瓶以上を販売していたことが明らかになっている。同社は当局の指示に従い、購入客にメッセージや電話などで連絡を入れ、購入した商品を摂取しないよう注意を呼び掛けている。

 なお、同社は8月29日から営業を一時停止している。

[Zing 13:15 03/09/2020, 13:00 03/09/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 東南部地方ビンズオン省で猛毒のボツリヌス菌(Clostridium botulinum)が混入したベジタリアン食品の瓶...
 ロイソンモイ社(Loi Song Moi、ハノイ市)が製造した「ミンチャイ(Minh Chay)」ブランドのベジタリアン...
 ロイソンモイ社(Loi Song Moi、ハノイ市)が製造した「ミンチャイ(Minh Chay)」ブランドのベジタリアン...

新着ニュース一覧

 ベトナムのトー・ラム書記長、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長はラオスの同時訪...
 ベトナムのトー・ラム書記長のラオス公式訪問に合わせ、ベトナム教育訓練省とラオス教育スポーツ省が、...
 ベトナム商工連盟(VCCI)初代会長で、副首相も務めたドアン・ズイ・タイン氏が6日、97歳で死去した。 ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 テト(旧正月)が近づくと、宴席用やテト期間に備えた保存用として、海の魚の炭火焼きの需要が高まる。こ...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 日本政府は1月22日、南部メコンデルタ地方ビンロン省のタンダット農協で2023年度「ビンロン省精米関連...
 受配電設備メーカーの河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市)は2日、ベトナムの配電盤メーカーであるアイ...
 株式会社マリモホールディングス(広島県広島市)グループの海外不動産事業統括会社であるマリモグローバ...
 財政省傘下海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2026年1月のFDI実行額...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年1月の輸出入総額は前月比▲0.6%減、前年同...
 世界最大の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー(Tripadvisor)」は、トラベラーズチョイスアワ...
 ホーチミン市の旧カンゾー郡で、テト(旧正月)を祝う大規模イベント「グリーンパラダイス・テトフェスト...
 トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、ラオスを同時訪問した。...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とホ
 ハノイ市のハノイ師範大学はこのほど、日本でのベトナム語能力検定試験とベトナム語能力証明書の発行に...
トップページに戻る