ホーチミン:ペットボトルとコメの交換プログラムを開始

2020/09/14 04:28 JST配信

 ホーチミン市1区のベトナム祖国戦線委員会とホーチミン共産青年同盟支部はこのほど、共同でペットボトル1kgとコメ1kgを交換するプログラムを開始した。実施期間は1か月を予定している。

(C)Thanh nien
(C)Thanh nien

 1区グエンタイビン街区共産青年同盟支部のホアン・ドゥック・ビン書記によると、このプログラムは社会福祉と人々にプラスチックごみを道路や運河などに投げ捨てないとの意識を広めることを目的としたもので、住所にかかわらず誰でも交換できる。1区青年同盟支部は約1000kgのコメを準備し、各街区に100~200kgを割り当てている。

 グエンタイビン街区の集合住宅で暮らしているホアン・ミー・ズンさん(女性・65歳)は、思いがけず4kgのコメを得られたと笑顔を見せた。グエンコンチュー通りに住むグエン・バン・ミンさん(男性・43歳)は、コロナ禍で困難な状況にある人々を助けるばかりでなく、ごみ分別の重要性を理解するのに役立つとプログラムの意義を評価し、「ペットボトルやごみを外に投げ捨てないという一人一人の小さな行動が、地峡環境の保護につながると思う」と語った。

 

[Thanh nien 21:52 9/9/2020,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、2019~2021年期のプラスチックごみ削減キャンペーン計画を公布した...
 グエン・スアン・フック首相は9日、ハノイ市で行われた「プラスチックごみ廃止運動」の発足イベントに...

新着ニュース一覧

 ベトナム共産党第13期(2021~2026年)中央執行委員会第9回会議が16日に開幕し、中央執行委員4人が新たに...
 米国最大級の建築設計会社スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(Skidmore, Owings & Merrill...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 商工省はこのほど、2023年のベトナムの輸出入状況や問題点などを網羅的にまとめた「ベトナム輸出入レポ...
 2024年5月7日、ディエンビエンフー戦勝記念日70周年(1954年5月7日~2024年5月7日)を迎えた。  ディ...
 ベトナム文化交流イベント「ホーチミン市デイin大阪」が5月18日(土)と19日(日)に大阪城公園太陽の広場(...
 ミスコン開催大手の地場センバン社(Sen Vang)は、新たなミスコン「ミスナショナル・ベトナム(Miss Nati...
 地場CMC技術グループ[CMG](CMC Corporation)はこのほど、韓国法人のCMCコ
 ITエンジニア派遣大手の株式会社オープンアップグループ(東京都港区)は15日、ベトナムで組込制御の企画...
 訪問入浴介護や訪問介護などを手掛けるアサヒサンクリーン株式会社(静岡県静岡市)は、西北部地方ホアビ...
 保健省は15日、デング熱ワクチン、帯状疱疹ワクチン、23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンの重要...
 チャン・ルウ・クアン副首相は政府官房で15日、中国の通信機器大手メーカーであるファーウェイ(Huawei)...
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2024年4月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+11.6%増の...
 地場総合インターネットメディア運営会社VNGコーポレーション[VNZ](VNG C
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の子会社
トップページに戻る