言論・報道の自由の擁護を目的としたジャーナリストによる非政府組織「国境なき記者団」(本部:フランス・パリ)は、「2021年度 世界報道自由度ランキング(World Press Freedom Index 2021)」を発表した。ベトナムは前年と変わらず180か国・地域中175位だった。日本は前年から1ランク後退の67位。
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同ランキングは、世界各国・地域における報道の自由度をランキング化したもの。検閲の状況、法的枠組み、透明性、インフラなどの項目に基づいて指数を採点している。
今年度のランキングでは、前年と同じくノルウェーが1位、フィンランドが2位に立った。続いて、◇3位:スウェーデン、◇4位:デンマーク、◇5位:コスタリカの順。ワースト1~5位は、最下位がエリトリアで、これに北朝鮮、トルクメニスタン、中国、ジブチが続いた。
東南アジアでは、113位のインドネシアがトップ。以下、◇119位:マレーシア、◇137位:タイ、◇138位:フィリピン、◇140位:ミャンマー、◇144位:カンボジア、◇154位:ブルネイ、◇160位:シンガポール、◇172位:ラオス、◇175位:ベトナムの順となっている。
なお、ベトナムの過去5年間の順位は、◇2016年:175位、◇2017年:175位、◇2018年:175位、◇2019年:176位、◇2020年:175位で、ほぼ変わっていない。