ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は27日午前10時までに、市内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の疑陽性者25人が確認されたと発表した。ただし、27日午前に保健省が発表した感染者のデータには含まれていない。
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25人のうち19人は同市ゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」に所属しており、共同生活を送っている。残る3人は疑陽性者と接触があり、3人は疑陽性者の勤務先と同じ建物に勤めている。
25人のうち最初に疑陽性となったのは団体メンバーの3人で、呼吸器系の症状でザーディン人民病院を受診し、検査を受けたところ26日夜に疑陽性となった。翌朝の再検査でも陽性の結果が出ている。3人のうち2人は12区タインロック街区在住の夫婦、1人はホックモン郡在住でフーニュアン区10街区ダンバングー(Dang Van Ngu)通りの企業に勤務している。
また、疑陽性となった団体メンバーのうち1人は1区ドンズー(Dong Du)通り80番地のホテル「シェラトン・サイゴン・ホテル&タワーズ(Sheraton Saigon Hotel & Towers)」に勤務するコックで、別の1人はトゥードゥック市タンニョンフーA街区のガソリンスタンド周辺を拠点とする宝くじ売りだという。
疑陽性者の発生を受けて、ゴーバップ区当局は団体の拠点があるグエンバンコン通り415番地の路地を封鎖し、路地の住民らの検査、また関係者のリストアップと隔離・検査を急いでいる。また、市内各地で疑陽性者に関連する地域を封鎖している。封鎖エリアにはシェラトンホテルも含まれている。