保健省がベトナムワクチン株式会社(VNVC)を通じて英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)から購入した新型コロナウイルスワクチン合計3000万回分のうち、第8弾となる113万0400回分が13日午前、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
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これに先立ち、保健省がアストラゼネカから購入したワクチンの第1弾となる11万7600回分が今年2月24日に、第2弾の28万7600回分が5月25日に、第3弾の58万回分が7月9日に、第4弾の92万1400回分が7月15日に、第5弾の122万8500回分が7月23日に、第6弾の65万9900回分が7月29日に、第7弾の59万2100回分が8月6日に到着しており、今回の第8弾を合わせると、計551万7500回分を受け取ったことになる。
ベトナムはこれまでに、VNVCとの契約の他に、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」や政府の二国間援助などを通じて、各社製ワクチン合わせて約1900万回分を受領した。ベトナムが調達したワクチン全体に占めるアストラゼネカ製の割合は約60.5%となっている。
ベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、8月12日までに1200万回分余りの接種を完了した。このうち1回目の接種を受けた人数が1100万6121人、2回目の接種も終えた人数が109万2700人となっている。