ベトナム外務省は14日午前、フランス政府とイタリア政府から調達した英アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチン約150万回分の受領式を開催した。受領式には、トー・アイン・ズン外務次官とチャン・バン・トゥアン保健次官が出席した。
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これらのワクチンは、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」を通じて、ベトナムに供与されたもの。
これに先立つ8月、フランス政府とイタリア政府は、アストラゼネカ製ワクチンをベトナムに供与すると発表。供与数の内訳は、フランスが67万回分、イタリアが80万1600回分となっている。
イタリアとフランスは「コバックス・ファシリティ」を支援する欧州連合(EU)諸国のうち、最大の拠出国の一つとなっており、対ベトナムのワクチン支援国としても最大の支援国の一つとなっている。