交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は、10日から9省・市を結ぶ国内線10路線の運航を再開する予定だ。ただし、ハノイ市(ノイバイ国際空港)発着の路線は含まない。
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CAAVはこれに先立ち、空港のある21省・市に国内線運航再開計画について意見を求め、13省・市から回答を得た。
このうち、◇西北部地方ディエンビエン省、◇南中部沿岸地方カインホア省、◇同フーイエン省、◇同ビンディン省、◇北中部地方タインホア省、◇フーコック(南部メコンデルタ地方キエンザン省)の6地方は計画に同意し、◇ホーチミン市、◇南中部高原地方ダクラク省、◇北中部地方ゲアン省、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省の4地方は計画の一部に同意した。一方、◇ハノイ市、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市、◇南中部高原ザライ省の3地方は、同意しなかった。
この結果に基づきCAAVは、運航を再開できる10路線と便数を次のように提示した。
◇ホーチミン~タインホア/カインホア/フーイエン/ビンディン/フーコック線:1日4往復
◇ホーチミン~フエ線:週1往復
◇ゲアン発ホーチミン行き:週2便
◇タインホア~カインホア/バンメトート(南中部高原地方ダクラク省)/フーコック線:1日1往復
CAAVはこの他の路線についても、各地方から同意が得られれば追加する方針としている。