交通運輸省は10日、国内線19路線の運航を再開した。20日まで毎日計38便を運航する。
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運航を再開した路線は以下の通り。
◇ホーチミン~ハイフォン/ゲアン/タインホア/クアンビン/フエ/ダナン/クアンナム/ビンディン/フーイエン/カインホア/ザライ/フーコック/ラックザー線(1日1往復)
◇ハノイ~ホーチミン/ダナン線(1日1往復)
◇ダナン~カントー/ダクラク線(1日1往復)
◇タインホア~ラムドン線(1日1往復)
◇ハノイ~カントー線:随時調整
運航再開に先立ち行われた交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)の意見聴取で、◇ハノイ市、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市、◇南中部高原地方ザライ省の3省・市は国内線の運航再開に同意していなかったが、交通運輸省の決定により旅客便の運航が再開されることになった。
ただし、運航再開初日の10日には、38便のうち27便が運航できなかった。その理由として、◇目的地の地方自治体とのやり取りがうまくいかなかったこと、◇乗客が集まらなかったこと、◇台風の影響などが挙げられる。
乗客は、2回の新型コロナウイルスワクチン接種を終えており、2回目の接種から14日が経過した、または直近6か月以内に感染して回復し、なおかつ搭乗から72時間以内の新型コロナウイルス検査(PCR検査または抗原検査)で陰性である必要がある。
なお、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は期間中、14路線の運航を再開する。ハノイ~ホーチミン線は1日1往復を運航する。同路線で旅客便を運航するのは同社のみとなっている。