国産ワクチン「コビバック」、第3期臨床試験を一時停止 被験者募集難航

2021/12/02 14:35 JST配信

 保健省傘下のワクチン医学生物学研究所(IVAC)が開発中の新型コロナウイルスワクチン「コビバック(Covivac)」について、IVACは被験者の募集が難航しているとして、第3期の臨床試験を一時停止すると発表した。

(C) vnexpress
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 保健省が承認した計画によると、第3期の臨床試験では4000人のボランティアを募る必要がある。しかし、国内で新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中、18歳以上の大半が少なくとも1回目の接種を完了しており、未接種の人がなかなか集まらないため、やむなく第3期の臨床試験を一時停止することにしたという。

 コビバックは2020年5月に研究開発が開始され、ヒトへの臨床試験については2021年1月に第1期が始まり、被験者120人が参加した。第2期は6月から行われ、被験者数は375人だった。

 コビバックは、米国が提供するウイルス株とニワトリ胚細胞を用いたウイルス培養技術を使用して製造するワクチン。動物を使った前臨床段階では、高い免疫を獲得できることが確認された。

 第3期の臨床試験の再開時期は未定だが、研究チームの責任者は、「将来的に追加免疫ワクチンとして使用する方向での調整を検討する」と明らかにした。

 なお、国産の新型コロナワクチンでは、ナノゲン社(Nanogen、ホーチミン市)による「ナノコバックス(Nanocovax)」が開発レースの先頭を走っている。ナノコバックスは第3期臨床試験が終了し、保健省に緊急使用許可を申請している。

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