ハノイ市が25日午後に発表した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染流行状況レベルによると、市全体ではレベル2(中リスク:イエローゾーン)を維持した。
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区・郡別に見ると、ドンダー区とハイバーチュン区の2区がレベル3(高リスク:オレンジゾーン)を維持したほか、◇ホアンキエム区、◇バーディン区、◇ホアンマイ区、◇ロンビエン区、◇ナムトゥーリエム区、◇タイホー区の6つの区がレベル3に引き上げられ、レベル3の地域は合わせて8区・郡となった。また、21区・郡がレベル2(中リスク:イエローゾーン)、1郡がレベル1(低リスク:グリーンゾーン)となっている。
これにより、◇ホアンキエム区、◇バーディン区、◇ホアンマイ区、◇ロンビエン区、◇ナムトゥーリエム区、◇タイホー区の6つの区は、飲食店での店内飲食を停止し、テイクアウトのみとするほか、21時までに閉店しなければならない。
これに先立ち、ドンダー区は13日正午から、ハイバーチュン区は19日正午から、店内飲食や不要不急の活動を停止し、対策を強化している。
ホアンキエム区とタイホー区は26日正午以降、ナムトゥーリエム区は26日午後6時以降、ロンビエン区は27日午前6時以降、バーディン区とホアンマイ区(ホアンリエット街区を除く)は27日正午以降、それぞれ対策を強化している。
当局は、不要不急の会議を制限し、オンライン開催に切り替えるよう要請している。また、1つの場所に20人以上が集まるイベントや宗教行事、祭事を制限している。
教育施設は27日以降の対面授業を停止し、追って通知があるまでオンライン授業に切り替える。
ハノイ市は4月末から広がった新型コロナの国内第4波で26日午後までに3万6626人の市中感染者が確認されている。