保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する27日の発表によると、59省・市で市中感染者1万4867人が新たに確認された。1日あたりの感染者数としては12月20日以来7日ぶりに1万5000人を下回った。海外からの入国者5人も陽性となった。

(C) tuoitre

＜感染者数＞

　新規の市中感染者の内訳は、◇ハノイ市：1948人、◇東南部地方タイニン省：943人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市：931人、◇南部メコンデルタ地方ビンロン省：892人、◇南中部沿岸地方カインホア省：791人、◇南部メコンデルタ地方カントー市：711人、◇南部メコンデルタ地方ドンタップ省：701人、◇南部メコンデルタ地方バクリエウ省：595人、◇ホーチミン市：560人、◇南部メコンデルタ地方チャビン省：544人、◇南中部沿岸地方ビンディン省：501人、◇南部メコンデルタ地方カマウ省：433人、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省：381人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省：326人、◇南部メコンデルタ地方ベンチェ省：281人、◇南中部高原地方ラムドン省：263人、◇北中部地方タインホア省：249人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省：234人、◇南部メコンデルタ地方ソクチャン省：223人、◇東南部地方ドンナイ省：216人、◇南部メコンデルタ地方アンザン省：213人、◇南部メコンデルタ地方キエンザン省：204人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省：201人、◇東南部地方バリア・ブンタウ省：162人、◇南中部沿岸地方ビントゥアン省：140人、◇南中部高原地方ザライ省：136人、◇南中部高原地ダクラク省：134人、◇南部メコンデルタ地方ティエンザン省：134人、◇西北部地方ソンラ省：126人、◇東北部地方ハザン省：122人、◇南中部沿岸地方フーイエン省：112人、◇東北部地方クアンニン省：103人、◇南中部高原地方ダクノン省：98人、◇北部紅河デルタ地方ハナム省：98人、◇南中部沿岸地方クアンナム省：96人、◇北中部地方ゲアン省：93人、◇南中部沿岸地方ダナン市：86人、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省：85人、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省：78人、◇東南部地方ビンズオン省：77人、◇南部メコンデルタ地方ハウザン省：63人、◇東北部地方タイグエン省：59人、◇南中部沿岸地方ニントゥアン省：56人、◇北中部地方クアンチ省：53人、◇東北部地方フート省：50人、◇西北部地方ホアビン省：45人、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省：45人、◇北部紅河デルタ地方タイビン省：42人、◇東北部地方バクザン省：40人、◇東南部地方ビンフオック省：30人、◇東北部地方トゥエンクアン省：28人、◇南中部高原地方コントゥム省：24人、◇西北部地方カオバン省：22人、◇西北部地方イエンバイ省：21人、◇西北部地方ラオカイ省：19人、◇北中部地方ハティン省：18人、◇北中部地方クアンビン省：14人、◇西北部地方ディエンビエン省：9人、◇西北部地方ライチャウ省：8人。

　市中感染者のうち1万0418人は、隔離区域や封鎖区域の外で感染が確認された。

　27日午後の発表時点でベトナム国内の累計感染者数は166万6545人となっている。

＜死者数＞

　新型コロナによる死者は前日比+204人増の累計3万1418人、第4波では3万1383人となった。

　204人は、◇ホーチミン市(30人)、◇南部メコンデルタ地方アンザン省(22人)、◇東南部地方ドンナイ省(17人)、◇東南部地方ビンズオン省(15人)、◇東南部地方タイニン省(14人)、◇南部メコンデルタ地方ソクチャン省(13人)、◇南部メコンデルタ地方ティエンザン省(13人)、◇南部メコンデルタ地方ビンロン省(12人)、◇南部メコンデルタ地方キエンザン省(12人)、◇東南部地方バリア・ブンタウ省(11人)、◇南部メコンデルタ地方カントー市(11人)、◇南部メコンデルタ地方ベンチェ省(8人)、◇南部メコンデルタ地方カマウ省(7人)、◇南部メコンデルタ地方バクリエウ省(6人)、◇南中部沿岸地方カインホア省(3人)、◇南中部沿岸地方ビントゥアン省(3人)、◇南部メコンデルタ地方チャビン省(3人)、◇南中部沿岸地方クアンナム省(1人)、◇南中部沿岸地方ビンディン省(1人)、◇北中部地方ゲアン省(1人)、◇南中部高原地方ダクラク省(1人)の21省・市で死亡が確認された。

＜ワクチン接種状況＞

　ベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、26日は全国で72万5301回分を接種した。同日までの全国の累計接種回数は1億4633万5052回分となり、このうち1回目が7713万8616回分、2回目が6640万2056回分、3回目が279万4380回分となっている。

＜入国者に対する規制＞

　ベトナムへの入国者に対する規制について、ワクチンを接種済み、または感染後に回復した入国者には、7日間の集中隔離と続く7日間の自宅での健康観察を適用している。ワクチン未接種、または接種が終わっていない入国者には、14日間の集中隔離と続く14日間の自宅での健康観察を適用している。

　ただし、2022年1月1日からは、ワクチンを接種済み、または感染後に回復した入国者には、自宅や宿泊施設での3日間の自宅隔離を適用し、集中隔離は不要となる。ワクチン未接種、または接種が終わっていない入国者には7日間の自宅隔離を適用する。

　また、ワクチンを接種済みで14日未満の短期滞在でベトナムに入国する場合は、12月24日以降隔離が不要となっている。