社会保険金一括受け取りが増加の一途、6年間で406万人

2023/03/10 06:32 JST配信

 労働傷病兵社会省によると、2016年から2021年までの6年間に社会保険金を一括で受け取った労働者の数は合計406万人に上った。その数は増加の一途を辿っており、2021年には86万3200人に達した。

(C) vnexpress
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 このうち、企業などに勤める労働者が91%、公的機関に勤める労働者が8%、任意加入者が1%を占めた。

<2016~2021年の社会保険新規加入者数と社会保険金を一括で受け取った労働者の数の推移>(単位:千人)

 2016年から2021年までの6年間に社会保険金を一括で受け取った労働者に対する支払い金額は合わせて131兆9400億VND(約7600億円)に上った。

 加入者本人と会社が支払う1年間の社会保険料は約2.6か月分の給料に相当する。社会保険金を一括で受け取る場合、労働者は1年につき1.5か月分(2013年までの加入期間)・2.0か月分(2014年以降の加入期間)の給与に相当する金額しか払い戻してもらえない。しかし、定年年齢が引き上げられ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が続く中、多くの労働者は社会保険を脱退し、社会保険金を一括で受け取ることを希望しているのが現状だ。

 一方、社会保険新規加入者数は2020年、2021年に続けて減少し、両年の新規加入者数はそれぞれ42万6600人、35万8000人程度に留まった。これにより、社会保険基金のバランスを崩すことが懸念されている。

 現在、労働傷病兵社会省は社会保険法改正草案について意見聴取を行っている。草案には、年金を受け取るために必要な最低加入期間を従来の20年から15年に短縮することや、社会保険金を一括で受け取れる金額を従来の半分とし、残りは加入者本人が定年年齢に達した際に年金として受け取ることなど、多くの提案が盛り込まれている。

 社会保険法改正草案の意見聴取は4月まで行われる。草案は6月に政府に、10月に国会に提出され、2024年5月に可決、2025年1月1日に施行される。

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