ホーチミン市熱帯病病院は2023年1~3月期に、肝吸虫症患者172人を受け入れた。患者らは24省・市の在住者で、平均年齢は40歳。このうち女性が68%を占めている。いずれの患者も生野菜を食べる習慣があった。
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ホーチミン市在住の患者は44人、南中部沿岸地方の各省・市在住の患者は40人に達し、このうち重症で入院が必要なケースは23例だった。
入院患者には妊婦2人も含まれる。複雑なケースのため、医師らは治療法について意見を出し合い、適切な治療を施した。妊婦らは約1週間の治療を受けて退院したとのこと。
医師らは、「生野菜を食べる習慣がある人々は、肝吸虫による肝膿瘍に罹患するリスクが高いため、生野菜を食べる際には入念に洗うことが大切だ」と警鐘を鳴らした。