- 家政婦派遣アプリのビータスキー主催
- 整理整頓やアイロンがけなどで技能競う
- 家事労働の「プロ化」目指す
このほど、家政婦の技能を競う全国大会が初めて開催された。家政婦派遣アプリを提供するビータスキー(bTaskee)が主催したもので、家事労働実務をベースに4つのラウンドで構成され、用具の整理整頓、アイロンがけと状況対応、チームでのアパート清掃、個人でのホテル水準の客室清掃などの技能を競った。
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各ラウンドは、技能、スピード、安全性、仕事に対する態度といった基準で評価され、専門技術に加え、批判的思考やチームワークといったソフトスキルも重視される。
参加者が安心して能力を発揮できるよう、大会中の食費・宿泊費・交通費・生活費はすべてビータスキーが負担し、本番前には、標準的な作業手順、接客スキル、顧客サービスに関する体系的なトレーニングも実施された。
コンテストの目的についてビータスキーの代表者は、単に優れた技能の持ち主を見つけるためだけでなく、他のどのサービス業にも劣らない規律、専門性、そして献身の精神を要する職業である家事労働に対する社会の認識を変え、明確なキャリアパスのある職業というイメージを広めたいためとしている。
ビータスキーは他にも、家事労働の「プロ化」を目指して、無料の職業訓練センター、キャリアアドバイスプログラム、福利厚生、職業技能の認定・昇格プログラムなど、複数の取り組みを行っている。