- ハノイに「ドームオイ通り」が誕生
- 全長6.2km、全幅68mの大通り
- 故ドー元書記長は日越関係に貢献
ハノイ市人民委員会は1日午前、同市ホアンマイ区でベトナム共産党の故ドー・ムオイ元書記長の名前を冠した道路の命名式典を開催した。式典は、故ドー・ムオイ元書記長の生誕107周年(1917年2月2日~2024年2月2日)に間に合わせる形で行われた。
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式典には、共産党中央組織委員会と同市共産党委員会の代表者や、故ドー・ムオイ元書記長の親族らが出席し、「ドームオイ(Do Muoi)通り」と記された青い標識が立てられた。ドームオイ通りは、チャンフー街区ガムダ都市区にある全長6.2km、全幅68mの大通り。
故ドー・ムオイ元書記長は、1988年6月から1991年8月まで首相、1991年6月から1997年12月まで書記長を務めた。1992年の日本の対越援助再開、ベトナムの最高指導者として初めての公賓訪日を通じて日越関係を切り開き、1995年から2001年にかけては「市場経済化支援開発政策調査(石川プロジェクト)」を通じた経済関係強化にも尽力し、その後の日越経済関係の基礎を築いた。
なお、故ドー・ムオイ元書記長は2018年10月1日に死去。日本政府は同年11月、故ドー・ムオイ元書記長の生前の多大なる功績を称えて旭日大綬章を授与した。