- ハノイ、濃霧で航空機100機に影響
- 滑走路見えず着陸不能で多くの旅客足止め
- 市内も朝から濃霧、数m先が視認できず
ハノイ市のノイバイ国際空港では2日午前2時ごろから、濃霧と雲底の高さが低くなった影響で視界が制限された。この影響で約100機の航空機が離着陸できなくなり、多くの旅客が空港で足止めされた。
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具体的には、ノイバイ国際空港に着陸予定だった9機が近隣にある別の空港に行き先を変更。ノイバイ国際空港行きの定期便37便が着陸できず、ノイバイ国際空港から出発予定だった54便が悪天候で離陸できなかった。早ければ、同日午前9時には離着陸が可能となる見通し。
ノイバイ国際空港の代表者によると、同空港では改修と修繕に多額の資金を投じてきたため、以前と比べて、悪天候で航空機の受け入れなどを断るケースは減っているというが、この日は滑走路の視認が不可能なほどの濃霧が立ち込めていたため、航空安全の観点からフライトの延期を余儀なくされた。
また、濃霧の影響が出たのは、ノイバイ国際空港周辺だけではなく、ハノイ市の多くの地区で2日朝から非常に視界が悪い状況となった。通勤時間の午前8時ごろでも、数m先が見えない程で、多くのドライバーがバイクのライトを点けて、時速15~20kmほどで運転していた。