ハノイ:路線バス5本に電気バス導入へ

2024/06/06 17:13 JST配信
  • 25年から導入、交通運輸局が手続き進める
  • バス利用者増加策でルートや時刻表を調整
  • 1~5月期バス輸送量、前年同期比+8.6%増

 ハノイ市交通運輸局は、2025年から路線バス5本に電気バスを導入すべく、手続きを進めている。

(C) bnews
(C) bnews

 対象となる5路線は、「05番」、「39番」、「43番」、「47番」、「59番」。このうち「05番」には40人乗りの小型車両を、残りの4路線には41~60人乗りの中型車両を導入する。

 同局はまた、バスの利用者数を増やすため、114路線のルートの調整とサービスの質の向上のほか、76路線の時刻表の調整なども行った。

 同市公共交通管理センター(HPTC)によると、2024年1~5月期における市内のバスによる公共旅客輸送量は1億6970万人で、うち補助金付き路線バスの輸送量が前年同期比+8.6%増の1億6520万人へと増加した。同期の運賃による収益は同+3.1%増の2370億VND(約14億5000万円)だった。

 また、同期におけるハノイ市都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)の利用者数は前年同期比+7.3%増の約460万人となり、運賃による収益は同+1.2%増の309億VND(約1億8800万円)だった。

[Bnews 17:09 04/06/2024, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市人民委員会のグエン・マイン・クエン副主席は、電気とクリーンエネルギーを利用した公共交通シ...
 ハノイ市人民評議会は、電気バスとクリーンエネルギーを利用した公共交通システム開発計画を含む社会経...
 ハノイ市交通運輸局傘下の運輸管理室のドー・ファン・アイン副室長は、2035年までに市内を走るバスの50...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る