ネギミルクティーに石焼きソーセージ…24年の飲食トレンド10選

2025/01/04 10:28 JST配信
  • 抹茶クリームココナッツジュース
  • ネギミルクティー、ハニカム練炭ケーキ
  • 石焼きソーセージ、焼きチーズなど

 2024年もベトナムでは新たなフードやドリンクが次々と登場し、若者を中心とした食道楽の心をつかんだ。味だけでなく、見た目のユニークさもポイントだ。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 地元紙「トゥオイチェー(Tuoi Tre)」は、2024年にベトナムの若者の間でトレンドになった10種類のフードとドリンクを紹介した。

ヌオックズアケムマッチャ(Nuoc dua kem matcha):抹茶クリームココナッツジュース

 当初はタイで流行し、間もなくベトナムの若者の間でもトレンドとなった。抹茶ラテの濃厚な味わいとは異なり、抹茶のほんのりとした苦さとココナッツジュースのさっぱりとした甘さが溶け合っている。見た目も、抹茶のグリーンとココナッツジュースの透明感が美しいコントラストを生み出している。

チャースアハインラー(Tra sua hanh la):ネギミルクティー

 伝統的なミルクティーの濃厚な甘さと、ネギの独特の辛味が組み合わさっている。中国の四川省成都市発祥で、抹茶ミルクとホイップクリームの上に刻みネギがトッピングされている。

チャーメームオイオット(Tra me muoi ot):チリソルトタマリンドティー

 タマリンドのまろやかな酸味、チリソルトの辛み、紅茶の甘みが調和している。カクテルのソルティ・ドッグのように、カップの縁にチリソルトがついたスノースタイルで提供される。

タンフル(Tanghulu):韓国風フルーツ飴

 中国の菓子「糖葫蘆」を韓国風にアレンジしたものが韓国でブームになり、2024年にベトナムにも入ってきた。

クレーププディングマッチャ(Crepe pudding matcha):抹茶プリンクレープ

 もちもちのクレープ生地でなめらかな抹茶プリンと濃厚な生クリームを巻き、上から抹茶パウダーをふりかける。抹茶味のほかに、甘さを抑えたビターチョコレートバージョンもある。

バインタントーオン(Banh than to ong):ハニカム練炭ケーキ

 竹炭パウダーを加えたスポンジケーキまたはチョコレートとオレオを混ぜたブラウニーをベースに、練炭の形を模している。ケーキの中には、とろとろのチーズソースや甘じょっぱい塩漬け卵ソースが入っている。

ヌオックフエ(Nuoc Hue):フエのブラウンドットジェリー

 2024年の夏ごろに北中部地方フエ市の特産である「ヌオックフエ」が突如として広まった。汽水域に生息する軟体動物で、クラゲに似ているが小さく、青い色をしている。コリコリとした歯ごたえがあり、エビのペーストや野菜と組み合わせて食べる。

ラップスオンヌオンダー(Lap xuong nuong da):石焼きソーセージ

 中国発祥で、熱々の小石の上で焼く。チリソースやケチャップ、チーズなどをつけて食べることもある。

バインフォーマイスアヌオン(Banh pho mai sua nuong):焼きチーズ

 中国の江西省発祥で、長細いチーズスティックを鉄板で焼き、コンデンスミルクをかける。チョコレートや抹茶、チーズ、ヨーグルトなどのフレーバーパウダーをかけることもある。

タウフーホアアインダオ(Tau hu hoa anh dao):桜豆腐

 中国発祥で、淡いピンク色の豆腐の表面に濃厚なチーズクリームがかかっている。パールのようなトッピングはシログワイから作られている。

[Tuoi Tre 09:16 29/12/2024, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 電子商取引(eコマース=EC)データを手掛けるメトリック(Metric)の発表によると、ベトナムでは過去6か月...
 このところ、ホーチミン市5区グエンチャイ(Nguyen Trai)通りやタンビン区カックマンタンタム(Cach Mang...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る