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　ホーチミン市人民委員会は3日、1区トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通り5番地でトン・ドゥック・タン博物館の新築落成式を開いた。

(C) tuoitre

　故トン・ドゥック・タン国家主席はベトナム(ベトナム社会主義共和国)の初代国家主席だ。

　同博物館の新装は、来る2025年4月30日の南部解放記念日50周年を記念するホーチミン市の代表的プロジェクトの一つとなる。投資総額は2750億VND(約17億円)、地上4階・地下1階建てで、延べ床面積は8551m2の施設となっている。

　2021年2月21日に着工し、コロナ禍での中断を経て2023年7月6日に建物の建設が完了した。その後、展示エリアの施工が2023年12月22日から2024年11月25日にかけて行われた。

　展示は、幼少期、労働者から労働者運動指導者への歩み、コンダオ島(東南部地方バリア・ブンタウ省コンダオ郡)での15年間の投獄生活、民族団結の中核としての功績、国家主席としての業績の5つのテーマでまとめられ、約1000点に上る展示物を、テクノロジーを活用して生き生きと紹介する。

　同博物館の開館日は月曜日を除く毎日となる。