- 5日間の検挙数は6000件超
- 徴収した罰金額は6200万円余り
- サッカー歓喜の宴には打つ手なし
道路交通分野の交通安全秩序に関する行政違反処罰を規定する政令第168号/2024/ND-CPが2025年1月1日に施行され、ホーチミン市では5日間の検挙数が6000件を超えて、徴収した罰金100億VND(約6200万円)余りとなった。
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これは同市警察が5日に開いた2024年度の年次報告および政令第168号に伴う取締り実施状況に関する会議の中で明らかにしたもの。
同政令は、政令第100号/2019/ND-CPに代わるもので、信号無視や逆走などへの行政処分が厳罰化されたほか、交通違反に対する点数制度が新たに適用された。
同市警察のグエン・ディン・ズオン副署長は交通違反の罰金額が大幅に引き上げられたことについて、交通参加者の意識向上が目的であると強調した。なお、5日夜にはASEAN三菱電機カップ2024の決勝2ndレグ、タイ代表とベトナム代表の試合が行われたが、市警は交通安全秩序を守る計画があると述べた。
市警は全人員を動員して、試合中や試合後の交通安全秩序の維持と混乱を最小限にするよう努めたが、ベトナム代表が3度目の優勝を決めた試合後は、歓喜に沸いた何万人もの市民がバイクで街に繰り出したため、あまりの数に警察もほぼ打つ手なしという状況だった。