ハロン湾の観光船事故、37人目の遺体発見

2025/07/23 17:44 JST配信
  • 衣服や所持品から46歳の男性と確認
  • 2人が依然として行方不明
  • 生存者の10歳男児は容体安定

 東北部地方クアンニン省のハロン湾で19日午後に観光船「ビンサイン58号(Vinh Xanh 58)」が転覆した事故で、22日正午過ぎに37人目の犠牲者の遺体が発見された。

(C) dantri
(C) dantri

 事故現場から約500m離れたバイチャイ海水浴場とダウゴー洞窟の中間の海域で、住民が遺体を発見し、海上国境警備隊が収容した。身元は、衣服や所持品から46歳の男性と確認された。

 観光船には、観光客46人と乗組員3人の計49人が乗船していた。事故では10人が生存したが、これまでに37人の死亡が確認され、残る2人は依然として行方不明となっている。

 生存者の1人である10歳の男児H・N・M君(ハノイ市在住)は、転覆後に奇跡的に客室内で発見された。寒さと恐怖で震えていたが、意識はあり、すぐにバイチャイ病院に搬送された。

 同病院では呼吸困難、低体温症、擦り傷などの応急処置が行われ、M君は20日夕方にハノイ市の中央小児病院へ転送された。受診時、頭部を含む複数の箇所に擦過傷があり、溺水後の肺炎と診断された。

 現在、M君は容体が安定しており、発熱もないという。身体の治療と並行して、心理的ケアが行われている。

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