ベトナム人の若者2人、沖に流された日本人の子ども2人を救出

2025/08/18 04:56 JST配信
  • 日本在住ベトナム人男性2人がお手柄
  • 沖に流された日本人の子どもを救出
  • 人命救助で三重県当局が表彰へ

 8月11日午後、三重県の御殿場海岸で日本人の子ども2人が強風と大波で沖合に流される事故が発生し、現場に偶然居合わせたベトナム人男性2人が子ども2人を救出するという出来事があった。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)では、危険を顧みず子どもを救出した男性2人の勇敢な行為に賛辞の声が上がっている。

(C)vietnamnet
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 海に飛び込んで子どもたちを救出したのは、いずれも日本在住のM・Tさん(30歳)とQ・Dさん(27歳)。TさんとDさんは、8月10日と11日の両日、同僚や友人と一緒に御殿場海岸を訪れていた。天気予報では雨だったため、海水浴客の姿はほとんどなかったという。

 Dさんは、「11日の朝は晴れていて風も弱かったのですが、昼頃から徐々に風が強くなりました。僕たちがキャンプの片づけをしていると、沖合約100mのところに浮き輪につかまって助けを求めている子ども2人の姿を発見しました。近くでは、母親が誰か子どもたちを助けてと叫んでいました」と話した。

 すぐに海に飛び込んだTさんとDさんだったが、浮き輪はどんどん沖の方に流されていき、強い波の中を泳いだ疲労から、そのまま子どもたちを救出するのは困難だった。一旦、岸に戻ろうとすると、子どもたちが「置いていかないで!」と叫び、Dさんは「大丈夫、見捨てたりしない!」と言い、浮き輪代わりにするため持参していた自転車のチューブを持って再び救出を試み、今度は無事救出に成功した。

 子どもたちの姿を発見から約40分後、TさんとDさんは疲労困憊となりながらも、子どもたちを岸に引き上げて安堵のため息をついた。TさんとDさんは、日本語学習時代からの古い友人同士で、既に日本で6年働いている。2人ともスポーツマンで、定期的にフルマラソン大会に参加しており、体力には自信があったという。なお、三重県当局は人命救助に貢献したTさんとDさんを表彰することを決めた。

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