FPTとハノイ医大、街区・村の診療所にAED設置 国内初の取り組み

2025/09/23 13:15 JST配信
  • まずはダナン市の診療所で試験展開
  • 国内では年間20万人が心疾患で死亡
  • 心肺蘇生法の知識がある人は僅か8.7%

 公共の場に自動体外式除細動器(AED)を設置するベトナム初の取り組みが始まった。心停止後の初動対応力を高め、救命率を向上させることが目的だ。ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)がハノイ医科大学病院と協力して同事業を展開する。

イメージ写真
イメージ写真

 FPTと同大学は19日、同事業に関する事業提携契約を締結した。資金はFPTが拠出し、試験段階では南中部地方ダナン市の街区・村の診療所にAEDを設置する。

 AEDは心停止時に自動で心電図を解析し、必要に応じて電気ショックを与える小型の医療機器で、心停止から3分以内に使用した場合、生存率が74%に達するとされる。

 なお、ベトナムでは年間20万人が心疾患で死亡しており、これは全国の年間死者数の3分の1に相当する。心肺蘇生法(CPR)に関する知識があるベトナム人の割合は8.7%と非常に低く、英国(70%)、シンガポール(56.2%)、タイ(40.4%)を大きく下回っている。こうした中、AEDの普及による救命率の向上が期待されている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市ザーディン人民病院は23日、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を...

新着ニュース一覧

 南中部地方ダナン市人民委員会は16日、市内で相次いでいる外国語の看板や広告物に関する規定違反につい...
 生活費の高騰や在留資格の要件の厳格化などを背景に、日本で働くベトナム人労働者の間で帰国を選択する...
 建設省はこのほど、「2050年までを視野に入れた2021~2030年の道路網計画」の調整を承認する決定を公布...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市では、多くの重点交通インフラ事業が一斉に進められており、都市の姿が変わりつつある。土地収...
 政府は16日、国会常務委員会で大量破壊兵器拡散防止法案を初めて提出した。同法案は、大量破壊兵器の拡...
 ベトナムの自動車市場で、これまで3億VND(約184万円)とされた車両価格の最低ラインが、超小型電気自動...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 国家賃金審議会は16日、2027年の地域別最低賃金について協議する第2回会合を開催し、平均で+7.8%引き...
 公安省は、ベトナムにおける外国人の一時滞在情報の申告・受領方法を定めた通達第87号/2026/TT-BCAを発...
 東北部地方トゥエンクアン省における2026年高校卒業試験の数学試験での不正事件で、同省警察は15日、ト...
 ホーチミン市は2026年に、科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーション(DX)分野に12兆...
 ハノイ市人民評議会は15日の定例会合で、市内の道路や公共施設の名称に関する新たな決議を可決した。 ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線のベンタイン駅で15日、駅構内を彩るパブリックアート装飾プロジェ...
 イチゴの種苗事業や青果卸事業などを手掛ける株式会社ホーブ(北海道上川郡)は、ちとせグループの企業で...
 雪印メグミルク株式会社(東京都港区)の子会社である雪印メグミルクベトナム(MEGMILK SNOW BRAND VIETNA...
トップページに戻る