- 23日午前7時に南シナ海で熱帯低気圧に
- 南シナ海から湿った空気の流入続く
- ベトナム中部を中心に引き続き大雨の恐れ
日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間18日午前1時にフィリピンの東で発生した台風12号(アジア名:フンシェン、日本では台風24号)は、23日午前7時までに南シナ海のベトナム沿岸で熱帯低気圧に変わった。
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熱帯低気圧に変わったものの、南シナ海から湿った空気の流入が続くことで、ベトナム中部を中心に、引き続き大雨の恐れがある。
国立水文気象予報センターによると、特に北中部地方クアンチ省から南中部地方ダナン市にかけての地域では、高潮と強風による水位上昇を伴う高波に警戒が必要で、低地の洪水や沿岸道路の冠水、河川の氾濫、沿岸部の土砂崩れなどが発生する可能性があるという。