- ベトナムのユネスコ無形文化遺産17件に
- 500年前にバクニン省ドンケー地区で誕生
- 木版画の技法や天然素材による色彩に特徴
インドの首都ニューデリーで9日に開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約政府間委員会で、ベトナムの北部紅河デルタ地方バクニン省のドンホー版画がユネスコ無形文化遺産リストに登録された。これにより、ベトナムのユネスコ無形文化遺産は17件となった。
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ドンホー版画は約500年前にバクニン省ドンケー地区で誕生した。木版画の技法や天然素材による色彩に特徴があり、宗教・祝典・歴史・風俗・風景など幅広いテーマの版画として知られている。また、すべての工程が手作業で行われている。
無形文化遺産リストへの登録は、版画の独自の芸術的・歴史的価値を証明するだけでなく、失われつつある伝統工芸の技術と秘訣を守るための強い後押しにもなる。また、社会意識の向上や若者の関心の喚起、保護活動の拡大に貢献するとともに、国際社会にベトナム文化を広める機会にもなる。
ベトナムには現在、世界遺産9件、無形文化遺産17件、世界の記憶(記憶遺産)11件の計37件の遺産がある。このうちバクニン省は、無形文化遺産5件、複数の地方にまたがる文化遺産1件、記憶遺産1件を有する。




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