徒歩でベトナム縦断、越僑夫婦の挑戦―生死さまよう病気乗り越え

2019/04/14 05:08 JST配信

 ベトナム系米国人のディーン・グエンさんと妻のキャサリン・グエンさんは、ディーンさんが生死をさまよう病気を乗り越えた後、故郷ベトナムを60日かけて徒歩で縦断するという計画を立てた。

 夫婦はそろって62歳。還暦を迎えても若々しく健康そうだ。現在は米国のカリフォルニア州でビジネスをしている。共に歩んで29年の2人には、2人の息子と2人の娘、そして3人の孫がおり、皆で幸せに暮らしている。

 2017年4月、ディーンさんは脳卒中で倒れた。しかしすぐに治療を受けたため、幸い死は免れた。病気を乗り越えたディーンさんは、この世の無常を思い知り、残りの生涯を意義あるものにしたいと望むようになった。そこで、ベトナムを徒歩で縦断しようという考えが生まれた。

 キャサリンさんと子供たちは猛反対し、医師もそんな旅をすれば病気が再発しさらに悪化する可能性もあると話した。当時、ディーンさんは妻の手を握り、「行かせてくれ。帰って死んでしまっても構わない」と言った。これを聞いたキャサリンさんは夫の願いを拒むことはできないと、「私も一緒に行きます」と答えたのだった。

 旅は2018年1月16日に始まった。2か月前から夫婦は1日3~4時間歩いて体力を鍛え、氷点下の寒い日には防寒具を着て外に出て、間もなく始まる60日間の旅に備えた。その後、ハノイ市に飛んで旅の初日を迎えた。

前へ   1   2   3   次へ
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

新着ニュース一覧

 世界銀行(WB)は、ベトナムの貿易回廊強化と沿岸地域の生計向上を目的とした3つの新プロジェクトに対し...
 オーストラリア農業・水産業・林業省(DAFF)は、バイオセキュリティ上のリスク管理が適切に実施されてい...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 フライドチキンチェーン「bhc」を運営する韓国の外食大手ダイニングブランズグループ(Dining Brands Gr...
 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を...
 ハノイ市で9月16日夜から17日朝にかけて激しい大雨が降り、市内各地の主要道路が大きく冠水した。雨は...
 大手長距離バスのフタバスラインズ(Futa Bus Lines、Phuong Trang=フオンチャン)傘下で自動車製造を手...
 南部メコンデルタ地方アンザン省警察は15日、同省フーコック特区(đặc khu Phú Qu̔...
 ベトナムでは、北部山岳地帯の在来種であるフモン(H’Mông)牛を日本の「和牛」や韓国の「韓牛」の...
 イタリア海軍のパオロ・タオン・ディ・レヴェル級哨戒艦「ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーレ(Giova...
 米系総合人材会社マンパワーグループ(ManpowerGroup)が発表した2026年10~12月のベトナム雇用予測調査...
 ベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)は15日、ハノイ市と南中部地方ラムドン省ダラットを結ぶ...
 2026年8月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は、前月比▲13.3%減、...
 おしぼりのレンタル・企画開発を手掛けるFSX株式会社(東京都国立市)は、使い切りポケットおしぼりの生...
 日本の財務省が発表した2026年8月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+80.0...
トップページに戻る