家族の反対を乗り越えて…共に障がいを持つ夫婦の愛の物語

2024/03/10 10:03 JST配信

 しかし、家族の反対にもめげず、2011年の初めに2人は結婚式を挙げた。一緒に暮らすようになり、クックさんは仕立て屋を開き、ダンさんは引き続き商店を営んだ。そして、40歳で長男を授かり、家族の絆はより強くなった。

(C) dantri
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 2人の店は順調で、元手ができるとダンさんはサムソン市やハウロック郡の港に行き、鮮魚を仕入れて家の近くの市場や工業団地で売るようになった。2020年に2人は数十億VND(10億VND=約600万円)を投じて古い家を改築し、商店を拡張した。現在、2人の店には数百点もの商品が並び、いつも繁盛している。

 「村の人たちや通りがかりの人もお店に立ち寄ってくれて、店はいつも繁盛しています。おかげさまで、得た利益で家計をやりくりし、息子を育て、貯金もできています」とダンさんは話す。

 2021年、ダンさんは大病を患い、以前のように両脚で立つことも杖を使って歩くこともできなくなり、完全に車椅子生活になった。災難は続き、2023年初めにはクックさんが関節炎を患った。手が痛んで腫れ、両手を使って移動することができなくなったクックさんもまた、車椅子での生活を余儀なくされ、縫製の仕事も辞めざるを得なくなった。

 ダンさんいわく、人生には多くの変化があり、困難や課題は常に存在する。それでも、結局のところ共に愛し合い、譲り合い、しっかりと手を取り合うことさえできれば、どんなことも乗り越えることができるのだ。

 「障がいを持つ2人ですが、今でもお互いを頼りにし、共に励まし合い、分かち合いながら、価値ある人生を築き、生きています。我々夫婦がいつまでも健康で、お互いを気遣い、子供の面倒を見ていけるようにと願っています」とダンさんは語った。

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