戦死者の遺影を無料で復元・デジタル化、ホーチミン市が展開

2026/07/18 10:39 JST配信

 ホーチミン市司令部とホーチミン市警察は、烈士(戦死者)の遺族や功労者の家族を対象として、劣化した遺影を無料で復元・デジタル化するプログラムを展開している。

イメージ画像
イメージ画像

 この活動は、ホーチミン市司令部が実施する「烈士の遺骨捜索・収集・身元確認を強化する500日間集中プロジェクト」の一環で、2027年に迎える戦争傷病者・烈士記念日の80周年(1947年7月27日~2027年7月27日)に向けた取り組みとなる。

 プログラムには、写真復元グループ「チームリー(Teamlee)」の若者ら20人がボランティアとして参加する。色あせや破れ、汚れなどにより経年劣化した写真を受け付け、復元してデジタル化し、長期保存を図る。

 遺影の復元を希望する家族は、ホーチミン市内の居住地を管轄する村・街区・特区の軍事指揮委員会に連絡し、登録と写真提供の手続きを行う。写真のデータやスキャン画像での提出が推奨されているが、原本を提出した場合も受け付けた機関が適切に管理・保管し、規定に従って返却する。

 復元作業はすべて無料で行われ、完了後には復元された写真データと印刷写真が家族に引き渡される。

 同市司令部によると、同プログラムは科学技術やデジタルトランスフォーメーション(DX)を活用した取り組みであるだけでなく、各家庭に残る大切な記憶を後世に伝え、若い世代に革命の伝統や感謝の精神を伝えることにも貢献するという。


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 戦争傷病者・烈士記念日80周年(1947年7月27日~2027年7月27日)に向け、「烈士(戦死者)の遺骨捜索・収集...
 北中部地方タインホア省在住の写真家であるレ・テー・タンさん(男性・1988年生まれ)はこの3年間、同省...
 8月革命記念日およびベトナム人民公安創設記念日80周年(1945年8月19日~2025年8月19日)と建国記念日80...
 ホーチミン市青年団は10日、同市科学技術局と協力して、画家ダン・アイ・ベト女史との交流会とウェブサ...
 1990年代生まれのリーダーを中心とする写真復元グループが、テクノロジーと手作業を駆使し、1975年4月3...
 北部紅河デルタ地方ハイズオン省在住のグエン・ティ・ガックさん(女性・109歳)は、高齢になって多くの...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市司令部とホーチミン市警察は、烈士(戦死者)の遺族や功労者の家族を対象として、劣化した遺...
 北中部地方クアンチ省人民委員会はこのほど、関連機関に対し、同地方フエ市とクアンチ省のフォンニャ・...
 南中部地方ダナン市人民委員会は16日、市内で相次いでいる外国語の看板や広告物に関する規定違反につい...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市では、多くの重点交通インフラ事業が一斉に進められており、都市の姿が変わりつつある。土地収...
 生活費の高騰や在留資格の要件の厳格化などを背景に、日本で働くベトナム人労働者の間で帰国を選択する...
 建設省はこのほど、「2050年までを視野に入れた2021~2030年の道路網計画」の調整を承認する決定を公布...
 政府は16日、国会常務委員会で大量破壊兵器拡散防止法案を初めて提出した。同法案は、大量破壊兵器の拡...
 ベトナムの自動車市場で、これまで3億VND(約184万円)とされた車両価格の最低ラインが、超小型電気自動...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 国家賃金審議会は16日、2027年の地域別最低賃金について協議する第2回会合を開催し、平均で+7.8%引き...
 公安省は、ベトナムにおける外国人の一時滞在情報の申告・受領方法を定めた通達第87号/2026/TT-BCAを発...
 東北部地方トゥエンクアン省における2026年高校卒業試験の数学試験での不正事件で、同省警察は15日、ト...
 ホーチミン市は2026年に、科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーション(DX)分野に12兆...
 ハノイ市人民評議会は15日の定例会合で、市内の道路や公共施設の名称に関する新たな決議を可決した。 ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線のベンタイン駅で15日、駅構内を彩るパブリックアート装飾プロジェ...
トップページに戻る