- 韓国在留外国人数は259万4936人
- 特別活動ビザ最多はベトナム人、8876人
- 韓国留学生最多はベトナム人、8万5270人
韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。
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3月末時点での韓国在留外国人は259万4936人で、前年同期比+11.1%増加した。うち90日以上滞在し、外国人登録をしている外国人は同+12.5%増の137万4272人、90日未満の短期滞在外国人は同+11.7%増の68万2066人、在外同胞などは同+7.1%増の53万8598人だった。
国籍別では韓国系中国人を含む中国(95万1516人)が最も多く、これにベトナム(28万5104人)、タイ(19万9264人)、米国(17万6174人)などが続いた。ベトナム人在留者数は2021年の20万8740人、2022年の23万5007人と増加が続いている。
就業資格を持つ外国人は54万7323人で、うちベトナム人は6万6724人と、中国(9万9535人)に次ぐ多さだった。国が強化を図る分野において専門的な知識や技術を持つ外国人に与えられる「特別活動」ビザを持つベトナム人は、国籍別で最多の8876人。このうち「一般機能人材」が3774人、「熟練機能人材」が3179人と大部分を占めた。
韓国人の配偶者となっている外国人は、同+3.0%増の17万6971人。ベトナムは韓国系中国人を含む中国(6万0245人)に続く多さ(4万0801人)で、うち3万6179人は女性だ。
一方、留学や語学研修などを含む留学生数は合計24万1513人で、同+12.5%増加した。ベトナム人は最多の8万5270人で、これに韓国系中国人を含む中国(7万5010人)が続く。それ以下のモンゴル(1万4128人)やウズベキスタン(1万3442人)を大きく引き離した。ベトナム人留学生は大学付属機関での語学研修生(4万7484人)が最も多く、留学は3万7784人、外国語研修が2人となっている。
2024年1~3月期における韓国への帰化者は1467人。トップは872人の中国で、ベトナムはこれに続く389人だった。帰化者の多い国籍トップ2は、2018年から変わっていない。