米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2026年9月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は51.9となり、前月の53.3から低下した。
![]() (C) Beluga623 / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 |
好不況の判断の分かれ目となる50を15か月連続で上回り、事業環境の改善基調を維持したものの、7~9月末に向けて改善の勢いはやや鈍化した。生産量や新規受注の伸びが減速したことが影響した。
生産増も新規受注が減速、完成品在庫は過去最速の減少
9月の生産量は2025年5月以来17か月連続で拡大したものの、増加ペースは前月から鈍化した。新規受注の増加が生産をけん引したが、その伸び率は直近5か月間で最低にとどまった。顧客需要の改善が見られた一方、世界的な需要の低迷により新規輸出受注は2か月連続で減少し、その減少幅は今年4月以来で最大となった。
離職や事業再編などを背景に、雇用は2か月連続で減少した。受注減速を受けて企業は完成品在庫の削減を進めており、その減少率は調査を開始した2011年3月以来で最も速い水準を記録した。
一方で、中東での紛争を背景とした燃料費などの高騰で投入コストの上昇率はやや加速したが、価格競争により販売価格の上昇率は5か月連続で鈍化し、2025年6月以来の低い伸びとなった。








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