ホーチミン:水上バス2路線を運航へ、16年から

2015/07/22 06:28 JST配信

 ホーチミン市人民委員会は20日、トゥオンニャット社に対して、同市1区とトゥードゥック区、及び1区と6区を結ぶ水上バス2路線の運航を承認した。

(C) thesaigontimes
(C) thesaigontimes

 同案件の総投資額は約1280億VND(約7億3000万円)で、BOO(建設・所有・運営)方式で進める。トゥオンニャット社は、2010年より水上バスの導入を計画していたが、発着場が見つからないなどの問題で2012年に同計画を一時中断していた。

 1つ目の路線は、1区トンドゥックタン通り沿いのバクダン船着場とトゥードゥック区リンドン街区を結ぶ全長10.8kmの路線。1区と2区、ビンタイン区、トゥードゥック区を通過し、発着場7か所を設ける。

 2つ目の路線は、1区バクダン船着場と6区ローゴム船着場を結ぶ全長10.3kmの路線。1区、4区、5区、6区、8区を通過し、発着場7か所を設ける。

 水上バスの運航開始は2016年の予定。まずは定員60人の水上バス10台を運航し、その後は需要に合わせて輸送能力を増強していく。これにより、市民の往来の利便性向上やラッシュアワーの渋滞緩和に繋がるものと期待されている。

[Le Anh, Kinh te Saigon Online, 21/7/2015, 15:53 (GMT+7), A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市で計画されている1区バクダン船着場とトゥードゥック区を結ぶ市内初の水上バスは、8月1日...
 ホーチミン市は、6月にも1区バクダン船着場とトゥードゥック区を結ぶ市内初の水上バスの運航を開始する...
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、トゥオンニャット有限会社に対して、同市における水上バス2路線の...
 トゥーハイ株式会社(ユニブロスグループ)は12日、日本のジャパン・ポート・コンサルタント社(JPC)と...
 ホーチミン市人民委員会は3日、トゥオンニャット社から提出された水上バス2路線の試験運航案を承認した...
 ホーチミン市交通運輸局は5月30日、トゥオンニャット社から提出された水上バス2路線の試験運航案につい...
 ホーチミン市交通運輸局は現在、市内の3つの河川での水上バス運航を検討している。検討中なのは▽ニャー...

新着ニュース一覧

 電気ショック、水責め、足指潰しなどの拷問を10日間にわたり受け続け、体重が20kg減ったにもかかわらず...
 ベトナム戦争中にミルク不足のため、ハノイ市のメトロポールホテル(現ソフィテル・レジェンド・メトロ...
 米国の大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler=CN Traveller)」はこのほど、専...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 コンサルタント会社ヘンリー&パートナーズ(Henley & Partners)は、世界199か国・地域のパスポートおよ...
 科学技術省は、人工知能(AI)法草案を公表し、意見聴取を実施している。  国会での審議・可決を経て...
 米国のクルーズ大手ロイヤル・カリビアン・グループ(Royal Caribbean Group)が運航する、外国人観光客4...
 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社である宅配大手の
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は15日、チャンファン村でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー...
 ラオスの首都ビエンチャンで15日、国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子...
 ハノイ市警察は14日、市場で流通している「ドラゴン(DRAGON)」ブランドの消火器が偽造品であり、火災を...
 化学関連事業を手掛ける韓国のOCIホールディングス(OCI Holdings)のマレーシア子会社で、太陽電池用ポ...
 北中部地方タインホア省共産党委員会が15日に開いた会議で、全会一致でグエン・ゾアン・アイン書記の再...
 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)はハノイ市で15日夜、新たな航空会社「サン・フーコ...
 国連総会は14日、国連人権理事会の理事国14か国の改選を行い、ベトナムが190か国中180か国の票を得て理...
 南中部地方ダナン市人民委員会は、観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下のハロン・サ...
トップページに戻る