台湾、ベトナムなど東南アジア7か国のビザ免除措置を緩和

2016/09/12 14:11 JST配信

 台湾政府は、9月1日よりベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、タイの東南アジア地域7か国及びインドからの観光客に対する入国査証(ビザ)免除措置を緩和した。

(C) thesaigontimes, Quang Huy
(C) thesaigontimes, Quang Huy

 ビザ免除での滞在期間は30日間。ビザ免除の有効期限は90日間で、期限が切れる7日前から延長を申請することができる。有効期限内であれば、何度でも出入国ができる。

 免除対象となるのは、米国やカナダ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、シェンゲン圏の入国ビザまたは在留カード、永住者カードを有しており、これらが有効期限内または期限の切れた日から10年以内の場合。

 また、◇パスポートの有効期限が6か月以上残っている、◇往復の航空券または乗船券を有している、◇労働者派遣で台湾を訪れたことがないという条件を満たした場合に限られる。ビザ免除は、台湾移民局のウェブサイトで申請できる。

 旧規定によると、ベトナム国民は英国や米国、カナダ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、シェンゲン圏の有効期限内のビザまたは在留カードを有していなければ、台湾のビザ免除措置を受けることができなかった。

 今回のビザ緩和により、台湾を訪れるベトナム人に有利な条件を整えるほか、台湾の観光発展の後押しにも繋がるものと期待されている。

[Moc Yen, VnExpress, 14:05 (GMT+7) 01/09/2016, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 韓国法務部はこのほど、第23回オリンピック冬季競技大会(2月9日~25日)と同パラリンピック冬季競技大会...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る