南中部沿岸地方クアンナム省のホイアン市文化スポーツセンターは12日、シンガポールのビズバース(Bizverse)との提携により、ホイアン市の観光の魅力の紹介に向けた観光デジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクト「ホイアンメタバース(Hoi An Metaverse)」を展開することを発表した。
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同プロジェクトにより、ホイアン市の遺跡や観光名所、伝統工芸村などが3D画像でデジタル化され、ビズバース・ワールドの3D地図に登場し、人工知能(AI)テクノロジーの活用により現地ガイドの音声が流れる。
ホイアン市はまた、文化芸術プログラムを行うほか、新しい観光商品を開発し、サービスの質の向上や観光客の多様なニーズへの対応に向けて旅行会社や観光地と連携する。
ホイアン市は1999年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に認定されて以来、ベトナムを代表する観光地の一つとなっており、同市を訪れる観光客数はここ数年間で着実に増加している。