4連休中の航空旅客数110万人、観光業の回復に寄与

2022/05/06 06:15 JST配信

 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)によると、4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴う4月30日から5月3日までの4連休中における全国の空港の航空旅客数は110万人で、前年の連休と比べて▲3.3%減少したものの、観光業の回復に寄与した。貨物取扱量は同+7.5%増の1万5900tだった。

(C) baogiaothong
(C) baogiaothong

 主要空港を見ると、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の便数は同▲7.5%減の2515便、旅客数は同+3.0%増の37万5000人、貨物取扱量は同▲12.0%減の4900tだった。

 また、ハノイ市ノイバイ国際空港の便数は同+4.0%増の1959便、旅客数は同▲4.0%減の24万人、貨物取扱量は同+55.0%増の9600tだった。

 南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港の便数は同▲13.0%減の693便、旅客数は同▲8.0%減の9万4800人、貨物取扱量は同▲36.0%減の316tだった。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生前の状態まで回復したとは言えないものの、全国的にニューノーマル(新常態)に移行したことを背景に、航空旅客数はここ数か月の間に著しく回復し、観光業の収入も改善している。

 ホーチミン市観光局によると、同市は連休中に18万6800人の国内観光客と約1万3200人の外国人観光客を迎え入れた。市内の観光地や遊園地の訪問者数は42万人に達した。宿泊客は9万5000人と推定され、宿泊施設の稼働率は65~70%と推定される。

 4連休中における市の観光収入は1兆6100億VND(約91億円)と試算される。なお、市は2022年通年に、国内観光客1800万~2500万人と外国人観光客350万人を迎え入れることを目標に掲げている。

[Bao Giao Thong 17:14 04/05/2022 / Thanh Nien 16:59 04/05/2022, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム民間航空局(CAAV)のディン・ベト・タン局長は、国際航空運送協会(IATA)の発表として、ベトナム...
 4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴う4連休の往来需要の増加により、航空運賃が通常時の3...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」はこのほど、6月のプライド月間(L...
 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
トップページに戻る