国内航空市場、ベトナムがV字回復「世界一」

2022/06/17 15:22 JST配信

 ベトナム民間航空局(CAAV)のディン・ベト・タン局長は、国際航空運送協会(IATA)の発表として、ベトナムが世界で最も国内航空市場が急回復している国となっていることを明らかにした。ベトナム以下は、メキシコ、ブラジル、ロシア、スペイン、トルコ、オーストラリアなどが続く。

(C) NDH
(C) NDH

 仏エアバス(Airbus)がIATAと協力してフライト数の統計に基づいて分析したもので、ベトナムの国内航空市場は2019年同期と比較して+123%伸びるなど世界で最も回復が著しい。

 回復が著しい国としてリストアップされた25か国のうち東南アジア諸国はインドネシア8位、マレーシア9位、フィリピン13位、タイ24位。

 CAAVによると、2022年1~6月期のベトナムの空港旅客数はおよそ4070万人(前年同期比+56.8%増)、うち国際線旅客180万人(+904.6%増)、国内線旅客3890万人(+52.6%増)。ベトナムの航空各社の旅客輸送者数は2010万人(+56.1%増)、うち国際線旅客66万7000人(+1033%増)、国内線旅客1950万人(+51.8%増)。空港の貨物取扱量は76万5000t(+30.6%増)。

 2022年通年の予想は、空港旅客数が8780万人(前年比+190%増)、うち国際線旅客500万人(+844%増)、国内線旅客8280万人(+178.4%増)。ベトナムの航空各社の旅客輸送者数は4330万人(+185%増)、うち国際線旅客180万人、国内線旅客4150万人。空港の貨物取扱量は約150万t(+5%増)となる見通し。

[Bnews 08:47 16/06/2022 / Cuc Hang Khong Viet Nam 16:51 15/06/2022, F]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 国際航空運送協会(IATA)によると、ベトナムの航空市場は2023年末までに完全に回復すると予想されている...
 ベトナムでは、2022年1~6月期に第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)をはじめとする様々なイベント...
 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)によると、4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴...
 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)によると、2022年1~3月期における国内航空会社6社の運航便...

新着ニュース一覧

 ベトナム株式市場は7日の取引で、アジア主要市場の中で最も大きく下落した。VNインデックスは前日比▲43...
 政府は、台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)で被災地となった南中部地方のクアンガイ省...
 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、11月11
 自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2025年10月の輸出額(推定値)は前年同月比+17.5%...
トップページに戻る