宿泊可能なサイゴン川クルーズを展開へ、水上マーケットも

2022/12/07 13:53 JST配信

 ホーチミン市観光局はこのほど、2025年までの水上観光商品開発計画を発表した。それによると、同市を流れるサイゴン川で操業するクルーズ船での宿泊サービスを可能とするなど観光商品の多様化を目指している。

イメージ写真
イメージ写真

 クルーズ船は100~200客室を有する大型客船を使用。これに加え、木製の小舟によるツアーを実施し、観光客を遊覧ルート上にある史跡や寺院、仏塔、伝統工芸村に連れて行くサービスを展開する。

 週末には7区のタントゥアン橋周辺で水上マーケットを展開し、水上観光の多様化を図る。この他、ヨットやカヤックなどの水上スポーツクラブと提携して体験参加を希望する観光客を誘致し、市内を流れる河川の賑やかな雰囲気作りに注力していく。

 また、◇バックダン(1区)~ラックディア(7区)間、◇バックダン~カンゾー間、◇ホーチミン~南部メコンデルタ地方ティエンザン省間、◇ホーチミン~同ベンチェ省間の各水上観光ルートも引き続き開発していく。

 なお、ホーチミン市観光局は、2025年までに年間水路観光客を150万人、水上観光収入を3兆VND(約166億円)に増やすことを目標に掲げている。

[Thanh Nien 11:29 05/12/2022 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市観光局は、同市を流れる河川・運河を活用した観光商品の多様化に注力しており、2023年通年...

新着ニュース一覧

 パスワードマネージャーを提供するノードパス(NordPass)は、流出したログイン情報を基にパスワードの利...
 ブイ・タイン・ソン副首相は、2035年までに実施するエネルギー分野の国家重点事業を承認する首相決定第...
 政府は2日、外国人が電子ビザで出入国できる国境検問所を新たに41か所追加する決議第389号/NQ-CPを公布...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げ...
 2026年の新暦正月は、元旦が木曜日にあたるため、2026年1月1日(木)の1日のみ休日となる。  また、2...
 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は1日、全国の自社小売ネットワークで民...
 シェアサイクル事業を手掛けるチーナムグループ(Tri Nam Group)は12月1日、ハノイ市で初となる公共電動...
 トランスコスモス株式会社(東京都豊島区)の100%子会社で、ベトナムでアジャイル開発サービスなどを提...
 ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を中心とした太陽光発電設備及び蓄電池設備のコンサルティング...
 「史上最高のゴルファー」と称されるタイガー・ウッズ氏が、自身が設立したゴルフコース設計会社のTGR...
 韓国海軍のハンサンド級練習艦「閑山島(ハンサンド=Hansando、ATH-81)」が2日、士官375人を乗せて南中...
 ハノイ市建設局は、外国人が購入可能な不動産プロジェクトのリストに新たに3件を追加した。追加された...
 韓国系サムスン電子のベトナム現地法人であるサムスン電子ベトナム(SEV)は1日、グエン・ホアン・ザン氏...
 人工関節・骨接合材料・脊椎固定用材料などの医療機器の開発・製造・販売を手掛けるナカシマヘルスフォ...
 一次産業におけるカーボンクレジットの創出支援事業を手掛ける株式会社Jizoku(東京都国立市)は、衛星デ...
トップページに戻る