ホーチミン市人民委員会庁舎、4月29日と30日に一般開放

2023/04/24 16:04 JST配信

 ホーチミン市文化スポーツ観光局によると、今年で48周年を迎える南部解放記念日(4月30日)に合わせ、同市人民委員会庁舎(1区レタントン通り86番地)が市民や観光客向けに初めて一般開放される。

(C)tuoitre
(C)tuoitre

 同市庁舎は110年以上の歴史を有し、同市を象徴する建築物の1つとなっている。フランス植民地時代にフランス人建築家が設計し、1898年に着工、11年後の1909年に完成。

 かつての名称はフランス語が「オテル・ド・ヴィーユ(Hôtel de ville、『市庁舎』の意)」、ベトナム語が「ジンサータイ(Dinh Xa Tay、『フランスの市庁舎』の意)。その後、ベトナム共和国時代から「サイゴン市庁舎」、サイゴン陥落後の1975年からは「ホーチミン市人民委員会庁舎」と称されている。同市庁舎は2020年11月、国家級芸術建築遺跡に認定された。

 見学ツアーへの参加を希望する場合、市文化スポーツ観光局に事前申し込みが必要。この他、市は一部の組織・団体を招待する方針。見学時間は4月29日(土)と30日(日)の午前8時~正午と午後2時~午後5時の2回。なお、参加申し込み期限は4月26日(水)までとなっている。

 一般公開されるのは、◇メインロビー、◇国際迎賓室、◇メイン階段、◇第5会議室、◇バルコニーなど。見学ツアー(1回30人まで)の所要時間は約1時間。説明を聞きながら庁舎内を回るほか、庁舎と市の歴史を紹介するショートフィルムなどを鑑賞する。

 

[Tuoi tre 07:41 22/04/2023 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市は、2024年の市人民委員会・人民評議会庁舎(1区レタントン=Le Thanh Tong通り86番地)の一...
 2023年12月30日(土)と31日(日)の2日間、ホーチミン市人民委員会・人民評議会庁舎(1区レタントン=Le Th...
 9月2日の国慶節(建国記念日)に合わせ、ホーチミン市人民委員会・人民評議会庁舎(1区レタントン=Le Tha...
 ホーチミン市は、1区レタントン通り86番地の人民委員会庁舎の修復工事を約1900億VND(約11億2000万円)か...
 先日初めて一般開放したホーチミン市人民委員会庁舎(1区レタントン通り86番地)について、同市観光局は...
 文化スポーツ観光省はこのほど、ホーチミン市1区にある同市人民委員会庁舎と、トゥードゥック区にある...

新着ニュース一覧

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
 日本全国に700店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」などを運営する株式会社LAVA International(東京都...
トップページに戻る