- HCMのスタバ高級店が7年の歴史に幕
- スタバ高級店はハノイの1店舗のみに
- 越CEOのもとローカライゼーション注力
米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は、ホーチミン市で唯一の高級店「スターバックス・リザーブ・ハントゥエン(Starbucks Reserve Han Thuyen)」を8月26日で閉店すると発表した。
(C)tuoitre |
これにより、国内の「スターバックス・リザーブ」店はハノイ市ホアンキエム区の「スターバックス・リザーブ・ニャートー(Starbucks Reserve Nha Tho)」店のみとなる。
「スターバックス・リザーブ」は、質が高く少量しか手に入らない世界でも希少なコーヒー豆のシリーズ「スターバックス・リザーブ」シリーズを取り扱う高級店舗で、ブランドロゴも通常の「サイレン(セイレーン)」ではなく、星とアルファベットの「R」を使用している。
「スターバックス・リザーブ・ハントゥエン」は、2017年にオープンした市内初かつ市内唯一のスターバックス高級店として知られる。これに先立ち、スターバックスは、1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りにあるレックスホテル(Rex Hotel)内の店舗を2021年に閉店している。
スターバックスは、今回閉店した「スターバックス・リザーブ」について、近く別の場所に移転オープンする予定とも述べている。
ベトナムのスターバックスは2013年2月にホーチミン市1区で国内1号店をオープン。2024年5月時点で、全国に108店舗を展開している。なお、スターバックスベトナムは昨年、ベトナム人のホー・マイ・ホー氏を最高経営責任者(CEO)に迎えて以降、ローカライゼーションに注力している。