- ベトナム産品の競争力向上を目指す
- サプライヤーに食品安全規格「JFS」導入
- トレーサビリティの強化も促進
ベトナムの小売大手ホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)は11日、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)と戦略的協力協定を締結した。品質管理と食品安全の国際標準化を進め、ベトナム産品の競争力向上を目指す。
![]() (C)thanhnien |
協定では、日本やアジアで広く採用される食品安全規格「JFS」を、サイゴンコープが取引する約200社の食品サプライヤーに導入する。国際基準に沿った品質管理体制を整え、透明性と安全性を高める。
取り組みは、人材育成や製造・流通プロセスの標準化、食品安全管理システムの改善など多方面に及ぶ。JFSMはJFSモデルの普及を支援し、サイゴンコープはサプライヤー向けの教育やトレーサビリティ強化を進める。
JFSMの小谷雅紀理事長は「サイゴンコープは品質に対するコミットメントが強く、今回の協力を通して、ベトナムの食品安全基準の向上につながると確信している」と述べた。
サイゴンコープは、ISOに基づく運営や検査体制の強化など、35年以上にわたり品質と安全を最優先に取り組んできた。今後は品質管理システムの高度化や人材育成を進め、透明性の高いサプライチェーンの構築を図る。



)
)
)

免責事項

)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)