5月17日にベトナムで公開されたベトナム映画「Vo Ba(The Third Wife)」が、米国のニューヨーク・タイムズで紹介された。
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同映画は若手女性監督のアッシュ・メイフェア(グエン・フオン・アイン)氏が手掛けたもので、19世紀後半のベトナムの農村を背景に、歳の大きく離れた男性と結婚させられた若い女性の葛藤を描いた物語となっている。
同映画はベトナムでの公開に先立ち世界各国の映画祭などで上映され、数々の賞を受賞。このほか、国際的なメディアや映画評論家からも高い評価を受けてきた。
しかし、このほど公開に先立って試写会が行われたベトナムでは、撮影当時13歳だった女優グエン・フオン・チャー・ミーにラブシーンを演じさせたことが物議を醸している。
しかし、チャー・ミーの母親は、撮影時は現場に男性は同席せず、いずれも女性の監督と助監督、カメラマンしかいなかった上、母親自身も常に現場に付き添っていたとし、ラブシーンは不適切なものではないとコメントしている。