ホーチミン市経済大学は15日に開かれた記者会見にて、世界最大のマインドマップを作成し、ギネスブックに挑戦すると発表した。マインドマップとは、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを繋げて発想を広げていく図解表現技法。16日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
今回作成するマインドマップは、ベトナムの象徴的な花である「蓮」をモチーフにしており、大きさ(面積)は660平方メートル。同校の学生1500人がそれぞれマインドマップを作成し、それらを55万1232枚のピースとして使用する。マインドマップのメインテーマは「ベトナム」。中心にはベトナム国旗と地図が描かれ、そこから6枚の花びらが外側に向かって伸びている。それぞれの花びらにもテーマがあり、「人間」、「地理」、「歴史」、「文化」、「経済」、「教育」についての内容でマインドマップが作られる。
ギネスブックへの挑戦は同市11区のフートースタジアムで9月24日に行われる。なお、現在のギネス記録は、2002年にシンガポールで作られた21万2323枚のピースを使用したマインドマップ。