ベトナム現地時間23日13時に南シナ海で発生した台風8号(アジア名:ソンカー、ベトナムでは台風4号)は、24日午前11時現在、南シナ海にほとんど停滞しているが、これから1時間に10kmの速さで西北西へ南シナ海を進み、25日夜から26日朝にかけて北中部地方に上陸する見通し。
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日本の気象庁の予報によると、台風8号の中心が南シナ海の海上、海南島付近の北緯17度55分、東経108度50分に達する25日午前10時(ベトナム現地時間)の時点で、中心気圧998hPa、中心付近の最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/s、予報円の半径90kmとなっている。
ベトナムの中央水文気象予報センターによると、台風8号は25日夜から26日朝にかけてタインホア省、ゲアン省、ハティン省、クアンビン省を含むベトナム北中部地方に上陸する見込み。
台風8号は西へ移動し、ラオスへ抜けてベトナム現地時間26日午前7時頃までに熱帯低気圧に変わる予報となっている。