- 神奈川県内企業のベトナム事業展開を支援
- 第2タンロン工業団地とも同様の協定締結
- 製造業を中心とした企業の進出を後押し

住友商事株式会社(東京都中央区)が北部紅河デルタ地方ビンフック省で展開する第3タンロン工業団地(TLIP3)はこのほど、神奈川産業振興センター(KIP)との間で、神奈川県内企業のベトナムにおける事業展開を支援することを目的として、相互協力に関する協定を締結した。
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2015年には、北部紅河デルタ地方フンイエン省の第2タンロン工業団地(TLIP2)とKIPの間で相互協力に関する同様の協定を締結している。
KIPは神奈川県内の中小企業の海外進出を支援するため、神奈川インダストリアルパーク事業としてベトナム国内の工業団地と連携を進めている。
TLIP2・3には、同県内企業5社が入居しており、さらなる進出を支援すべく、ベトナムへの投資促進を目的としたセミナーの共催などを通じた投資関連情報の提供や、TLIP3のレンタル工場へ進出した際の管理費の1年間免除やベトナム現地法人設立手続き費用の免除といった優遇措置の提供など、多岐にわたる連携を図っていく。
今後も、現地の許認可申請などの各種行政手続きから、操業開始後のフォローまで一貫したサポートを通じて、製造業を中心とした企業のさらなる進出を後押しする。