ラム書記長が訪中開始、政協主席と会見 清華大学で政策演説も

2026/04/15 17:40 JST配信

 トー・ラム書記長 兼 国家主席は14日に中国への訪問を開始し、中国人民政治協商会議(政協)の王滬寧(ワン・フーニン)全国委員会主席(党序列4位)との会見や清華大学での政策演説、河北省雄安新区の視察を行った。また、両国企業間で多数の協力覚書(MOU)が交換された。

(C) TTXVN
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王滬寧政協主席との会見

 ラム書記長は14日、北京の人民大会堂で王主席と会見した。ラム書記長は、鉄道をはじめとする交通インフラ建設のほか、人工知能(AI)や半導体などの戦略的技術、デジタルトランスフォーメーション(DX)、高品質な人材育成における協力強化を提案した。王氏はこれに賛同し、ベトナムからの高品質な農産物の輸入拡大や、中国企業によるベトナムへの投資を奨励する方針を示した。

清華大学での政策演説と雄安新区の視察

 ラム書記長は同日、清華大学を訪問して政策演説を行い、ベトナムは中国との関係発展を最優先事項としていると強調した。また、インフラ接続の推進に向けて、◇ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間、◇ドンダン~ハノイ間、◇モンカイ~ハロン~ハイフォン間の標準軌鉄道3路線の整備を優先する方針を示した。

 これに先立ち、北京に到着したラム書記長は、直ちに河北省の雄安新区を訪問し、同区の都市計画や建設状況を視察した。

越中企業間で10分野の覚書交換

 ラム書記長の中国訪問に合わせて、在中国ベトナム大使館では同日、越中企業による協力覚書(MOU)の交換式が行われた。両国企業は、鉄道や都市鉄道(メトロ)、国際鉄道輸送、物流、観光、香港やシンガポール、インド市場での販売網拡大、航空機リースの資金調達など、10分野にわたる覚書を交換した。

 ラム書記長は、中国の習近平(シー・ジンピン)総書記 兼 国家主席の招待により、14日から17日にかけて中国を国賓訪問している。

 中国は2025年にベトナムにとって最大の貿易相手国となり、二国間の貿易額は前年比+24.8%増の2564億USD(約40兆8000億円)に達した。投資分野でも中国からの海外直接投資(FDI)認可額が国別で第2位となり、観光分野ではベトナムを訪れた中国人観光客数が全体の25%を占めてトップとなるなど、両国関係は良好な発展を維持している。

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