越中首脳が会談、鉄道協力や中越運命共同体構築を加速

2026/04/16 06:51 JST配信

 中国・北京の人民大会堂で15日午前、習近平(シー・ジンピン)総書記 兼 国家主席の主宰により、トー・ラム書記長 兼 国家主席の歓迎式典が最高礼遇で開催された。その後行われた首脳会談で、両首脳は政治的信頼の深化や経済・貿易協力の新たな高みへの引き上げ、そして「中越運命共同体」の構築を加速させることで一致した。

(C) TTXVN
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最高礼遇での歓迎式典

 ラム書記長は、習国家主席の招きにより14日から17日にかけて中国を国賓訪問している。15日の歓迎式典では、21発の礼砲が放たれる中、両首脳は儀仗隊を閲兵した。習国家主席は、第14回ベトナム共産党全国大会の成功を祝賀し、中国の近隣外交政策においてベトナムが優先方向であることを強調した。

経済・インフラ協力の強化と「6つのより」

 会談でラム書記長は、中国との関係発展を独立的かつ自主的な外交路線の最優先事項としていると述べた。両首脳は「6つのより」(※)の越中関係の方向性に沿って協力を推進することを確認し、特にインフラ接続、中でも鉄道の標準軌3路線の整備を優先することで合意した。

 また、両国間の観光促進を目的として「2026~2027年越中観光協力年」の開始を宣言し、相互の団体旅行に対するビザ免除の検討が提案された。海上問題については、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)をはじめとする国際法に基づき、平和的手段で不一致を解決していく姿勢を改めて確認した。

 会談後、両首脳は党間交流、公安、司法、経済、科学技術など多分野にわたる協力文書の署名式に立ち会った。

 両国間の包括的・戦略的パートナーシップは着実に発展している。2025年の中国からベトナムへの海外直接投資(FDI)認可額は前年比+33.4%増の59億6000万USD(約9500億円)に上り、国・地域別で第2位となった。同年の二国間貿易額も同+24.8%増の2564億USD(約40兆8000億円)に達しており、今回の訪問が両国の企業と国民に具体的な利益をもたらし、両国関係のさらなる発展の弾みになることが期待されている。

(※)「6つのより」の越中関係の方向性は以下の通り。

◇政治的相互信頼をより一層強化する。

◇国防・安全保障分野の協力をより実質的に深化させる。

◇経済・貿易・投資を中心とする実務協力をより深く推進する。

◇人的交流や地方間交流を通じた社会的基盤をより強固にする。

◇多国間枠組みにおける連携をより緊密にする。

◇海上問題を含む不一致をより適切に管理・解決する。

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