フン首相、シンガポール首相と電話会談 低炭素電力売買などで一致

2026/04/17 17:35 JST配信

 レ・ミン・フン首相は16日、シンガポールのローレンス・ウォン首相と電話会談を行った。両首相は、両国間の包括的・戦略的パートナーシップを実質的かつ効果的に発展させることで一致した。

(C) TTXVN
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 フン首相は、ベトナムが外資誘致に向けた新政策を間もなく公布することを共有した上で、シンガポールに対し、ベトナム国際金融センター(VIFC)建設の支援やハイテク技術移転を伴う新世代のベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)の拡大と格上げを提案した。

 ウォン首相はこれに賛同し、2026年がVSIPのベトナム進出30周年にあたることを記念し、ベトナムにおけるVSIPの総数を30か所に引き上げる方針を明らかにした。また、幹部研修プログラムの地方への拡大を通じた人材育成支援を継続すると約束し、カーボンクレジット取引や食糧安全保障といった新分野での画期的な協力にも期待を示した。

 このほか両国は、ベトナムからシンガポールへの風力発電輸出プロジェクトを成功させるための法的枠組みとして、国境を越えた低炭素電力の売買に関する政府間協定を締結する可能性について合意した。

 さらにフン首相は、シンガポールが東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国、ベトナムがアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催国となる2027年に向けた緊密な連携や、国防・安全保障協力、人工知能(AI)センターの構築・運営支援などを要請した。

 会談の最後に、ウォン首相はフン首相をシンガポールへ公式に招待した。

 VSIPは、ホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)と、シンガポールの工業団地・都市開発会社であるセムコープ・デベロップメント(Sembcorp Development)の合弁事業であり、シンガポール側が51%を出資している。これまでに14か所の工業団地が稼働しており、ベトナム国内で30万人以上の雇用を創出している。

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