それは左目ではなく、右目であった

2005/10/10 07:05 JST配信

 北中部地方タインホア省で今年7月、医療ミスによる失明事件が発生した。この医療ミスは、近くに住むトン・ティ・クインさん(女性)が貧困者を対象とした無料開眼手術の対象者の1人に、運良く選ばれたことから起こった。

 当日クインさんが保健センターに行き、手術を開始すると、医師はクインさんの左目を念入りに検査した。クインさんは病院などこれまでいったこともなく、じっとしていたが、ついに医師のメスが左目に入り、そのまま失明してしまった。

 実際には、クインさんの見えなかったのは右目だったのだが、医師は手術するのは左目だと勝手に思い違え、クインさんもこれに対し何も意見を言わなかったため、そのまま実行されてしまったのだ。結局クインさんは両目とも完全に見えなくなり、現在はクインさんの家族が裁判を起こしている。

[Phap Luat 10/7]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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