片道5時間、救急車チャーターで入学願書を提出

2015/08/24 07:44 JST配信

 受験生の息子を持つ母親のタムさんは20日朝、息子と共に大学の第1次入学願書を提出するため、北中部ハティン省からハノイ市まで350km余りの道のりを移動した。よほど急いでいたのか、その移動手段は、なんと救急車をチャーターしてというから驚きだ。

(C)  vnexpress, 救急車ドライバーのチャン・バン・ダイさん
(C) vnexpress, 救急車ドライバーのチャン・バン・ダイさん

 115ハティン救急センターの救急車ドライバーをしているチャン・バン・ダイさん(男性・31歳)によると、20日の午前10時頃、タムさんから「急ぎの用事があるから、息子と私をハノイまで連れて行って欲しい」と連絡があった。その時彼は、ハノイに誰か急病の人がいて、迎えに行くため急いでいるのだろうと思った。

 救急車でハノイに向かっている間も、タムさんはせわしなく、しょっちゅう電話をかけていた。息子の方はというと、「あとどれぐらいで着きますか?」と何度も尋ねてきた。タインホア市(北中部タインホア省)まで来たところでようやく、親子が大学の入学願書を提出するために救急車を呼んだのだと分かったという。

 タムさんの息子は、全国高校卒業・大学入学統一試験で25.75点を獲得し、この点数なら選考に通るだろうと見込んで、一旦は治安学院に願書を提出した。しかし、応募者が非常に多いことを知り、締切間際になって、出願先をハノイ工科大学に変更することに決めた。※ベトナムでは、願書(原本)が1通しかないため、一度提出して出願先を変更するときは、改めて取りに行かなければならない。

 ダイさんにとって本来の職務ではなかったが、それでも約5時間、救急車を走らせて目的地まで親子を連れていき、入学願書の手続きが完了するのを待ち、ハティン省まで送り届けた。因みに、運賃は480万VND(約2万6000円)だった。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 国内の各大学は25日、2015~2016年度第1次学生募集の合格点を一斉に発表した。今年から高校卒業試験と...
 今年から、高校卒業試験と大学入学試験が一つの試験に統一された。統一試験では、受験した科目の結果で...
 1日から4日まで全国で高校卒業・大学入学統一試験が実施され、最終日の4日は午前に歴史、午後に生物の...
 1日から4日まで、全国で高校卒業・大学入学統一試験が実施される。ホーチミン市内のバスターミナルや大...
 教育訓練省事務局は9日、2015年から導入する高校の卒業試験と大学(短大を含む)入学試験の統一試験の方...
 北部ハイフォン市で11日午前、同市医療機関の「労働組合大会開催を祝う文芸の集い」に出席するため、医...

新着ニュース一覧

 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相および...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した...
 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-T...
 インドにおける2026年1~3月期の電気自動車(EV)販売台数ランキングで、ベトナムのEVブランドがトップ4...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の子
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)によると、南部...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、5月13日(水)から15日(金)まで、「ベトナム国際広告設...
 科学技術省によると、全国における第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、第5世...
 中国が南シナ海の一部海域を対象に5月1日から8月16日まで漁獲禁止令を一方的に発布したことを受け、ベ...
 「サイゴン・ザーディン市」が「ホーチミン市」へと市名を変更した1976年7月2日から、2026年7月2日で50...
トップページに戻る